Okawari, please! サイクリングとフードの旅 - 鹿児島から東京へ Part-2

@pieonthetrail
本州に上陸。岡山では最も記憶に残る食体験をすることができました。「サチお好み焼き」では、常連さんの一人とシェフがまるで旧友のように、私たちに接してくれました。
鹿児島から東京への旅を映画にする事を話した時、彼らの顔がパッと明るくなりました。シェフは誇らしげにジョッシュにナイフのコレクションや釣り旅行の写真を見せ、お好み焼きの後には自分で釣った魚の刺身まで出してくました。決して忘れることのできない食事となったのです。
岡山から神戸へ向かいます。可能な限り静かな道を選びましたが、賑やかな大都市に突入すると、ラッシュアワーというカオスと戦わなければなりませんでした。
交通量の多さに圧倒されましたが、苦労の甲斐があり神戸に到着。食の都・神戸で数日間を過ごし、もちろん神戸牛も堪能しました。
次に、海沿いを30キロほど自転車で走り、数日間の拠点である大阪に向かいます。大阪はその評判にたがわず、活気に溢れた賑やかな街でした。
大阪城を散策し、道頓堀のネオンを見ながら歩き、素晴らしいインタビューを何回も行いました。屋台の食べ物はとても美味しく、街のエネルギーを肌で感じました。
そろそろ、大都会の喧騒から逃れようと、65キロ先の京都に向かいます。京都は大阪に比べて大きな町のように感じられましたが、あらゆる所に観光客の群れがいて、少々圧倒されました。
自転車から荷物を降ろして、観光名所とあまり知られていないエリアの両方をサッと探索しました。寺院や裏通りを巡り、静かなひとときを過ごすのは楽しいことでした。
充実した数日間を過ごし、さらにいくつかのインタビューを敢行した後、私たちは琵琶湖に移動しました。新しい友達に会い、食べ物や旅の話をした後、1日半かけて湖を一周しました。
琵琶湖はまるで絵画のように美しく、至る所に桜が咲き乱れ、サイクリストにとって夢のようなひと時でした。
岐阜では、山川たまり酒造を見学しました。まさにハイライト!伝統的なたまり醤油の醸造を目の当たりにすることは、厳かであり、また刺激的でした。
そこからそう遠くないところにある、古くから刃物作りで有名な関市を訪れました。そこで待望の包丁を購入することができたのです。
南東へ向きを変え、富士山への進路をとります。日が長くなり、晴れ間が増したため、水分補給と日焼け止めが不可欠になりました。浜松からは、悪天候の中、富士吉田に向かって走ります。
雨が降り続き、気温が低く、視界も悪い厳しい一日でした。びしょ濡れの私たちは、疲労困憊でようやく目的地に到着したのです。
ありがたいことに、翌朝は青空が広がっていました。富士宮に向かって自転車を走らせると、ついに富士山が姿を現し、壮大な光景を目の当たりにしました。
かなり遅い時間に町に到着。ホテルの銭湯でリフレッシュし、夕暮れに沈む富士山を眺めながら焼きそばを食べました。
翌日、富士山の北側をグルっと周り、富士吉田方面へ向かいました。山頂は雲に隠れていましたが、独特の雰囲気がある長い上り坂を楽しみながら走ることができました。何世紀もの長い歴史を持つ銭湯で汗を流し、おいしい料理と日本酒を楽しみながら、居心地の良い居酒屋で夜を締めくくりました。
ついに、ゴールである東京に近づいてきました。私たちは幸運でした。山頂まではっきりと見える富士山が、旅の終わりを見守ってくれていたのです。
気温が高い中、丘陵地帯を東に向かいます。桜が咲く美しい山道を進みます。曲がりくねった田園地帯では、ほとんど車を見かけることはありませんでした。
最終日! 鹿児島から東京まで1700キロ以上の行程。朝日が喜びに満ち溢れた私たちの旅エピローグを飾ります。東京着。感激で胸がいっぱいです。
友人に迎えられ、笑い、そして大きな誇りを持つことができました。私たちはやり遂げたのです。疲れ果てていましたが、すでに次の冒険を夢見ていました。おそらく、日本の北半分か……?
(完)